”Marco”中島 健太/Kenta NAKAJIMA

Clarinet/Saxophone/Vocal/Chorus/Dance

【音楽との出会い】

趣味で楽器を演奏する母の影響もあり、音楽は身近な存在だった。

小学生はじめの頃、妹がピアノを始めたことをきっかけに自身もピアノのレッスンを受け始める。

運動も好きではあったが、8歳の頃、足を複雑骨折したことにより長年運動ができない状況となる。そんな中、休み時間に教室のピアノで遊びはじめること、その後中学校で吹奏楽部に入部することになったことは、自然なことだった。

入部当初、担当楽器を決める際「クラリネットだけは嫌だ!」と思っていたが、まさにその楽器の担当に決まってしまった…という多くの管楽器演奏家にとっての「あるある」を経験。最も、嫌がった理由も「木管楽器なのに先っぽがトランペットみたい」「黒いし見た目も音もなんか地味」といった漠然としたもの。いまでは希望通りフルートやピッコロを演奏する自分は想像出来ないし、当時142cmしかなかった身長でトロンボーンを担当していたら苦労したかもしれない。

どちらにせよ、様々な表現を幅広くできる楽器のポテンシャル、素晴らしい楽曲がたくさん残されている楽器の魅力に引き込まれるまでそう時間はかからず、同時に音楽そのものにも没頭していき、早々にプロの演奏家を志すこととなった。

【経歴】

神奈川県立弥栄高校芸術科音楽専攻をピアノ専攻で入学後、クラリネット専攻に転科。

国立音楽大学器楽科を卒業。

クラリネットを京谷麻里子、大和田智彦、日向秀次、武田忠善、山本正治、生島繁の各氏に師事。また国内外の奏者のマスタークラスや、作曲家による公開レッスン等を受講。

第2回横浜国際音楽コンクール管楽器部門1位
第5回ヤングクラリネッティストコンクール B部門 1位 協賛三社賞受賞
第18回高文連ソロコンテスト全部門中 1位 神奈川県知事賞受賞

を始めとし、多数のコンクールにて優秀な成績を収める。

現在、クラシッククラリネット奏者としてオーケストラ、吹奏楽、アンサンブルなどの演奏や客演を行う傍ら、小学生〜一般団体の吹奏楽指導、様々な編成における作・編曲など、幅広い活動を行なっている。
2017年よりMaria&Alpenbuamへ参加。その他、アニメやゲーム音楽などの劇伴音楽を中心としたレコーディングへの参加など、ポピュラー音楽方面での活動も積極的に行っている。

「防災ひとり語り」推進グループメンバー(演奏・作曲)

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